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たとえ反社会的なことがあったとしてもキニスンナ(笑
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W杯こぼれ話:デンマーク代表とトマソン選手の話
あのワールドカップという宴が終わり、はや数日 皆さんも一度は見たと思う、いや必ず見たと思う
その中で、皆さんが印象に残ったことは何ですか?
ブラジルの優勝ですか?
お隣・韓国のベスト4という躍進ぶりですか?
『青の戦士』たちの16強の活躍ぶりですか?
「誤審のひどさばかりが印象に残った」という人もいるでしょうが、 この件に関しては後日語りましょう・・・

かく言う私が印象に残ったこととは、あの国のことである
デンマーク、皆さんはこの国をご存知ですか?
まずは簡単にデンマークという国の紹介をしましょう

デンマーク・・・ 正式国名「デンマーク王国」
北欧の端に位置し、面積は43000平方キロメートル、北海道の半分ぐらい
首都はコペンハーゲン、人口は531万人 いたって小さな国である
言語は通常語はデンマーク語、英語でもほぼ通用する
これはボクの経験なんですが・・・デンマークをはじめとした北欧の国々は 異様なほどに税金が高いんですよ。
まずは日本でいう消費税が最低20%はかかる 『サービス税』なんてものも含めるとたいてい30%〜40%近くの税金が課税される
ですからね・・・北欧に旅行に行ってショッピングしようと思うなら アメリカとかの感覚で行くと『えらい目』に合いますから^^;

ま〜〜税金高い分いい面も、もちろんあります
これらの国は福祉の充実度が世界トップレベルなんですよ
税金高いのは福祉のためなんでしょう
老後に住むにはこれ以上ない環境の国ばかり^^;

余談を入れちゃいました・・・・話をデンマークに戻そう・・・(・。・)
かのデンマーク、サッカーについては他の欧州国に遅れをとった
デンマークサッカー自体の歴史は古いのだが・・・
世界に躍進しだしのは、つい最近のことである
欧州選手権に84年初出場、ワールドカップ初出場は86年 この80年代から、世界がデンマークのサッカーを認めだした
このころから、彼らの躍進ぶりとスタイルから世界のサッカーファンは彼らのことを ダニッシュ・ダイナマイトと呼びはじめたのである

そんな彼らが今大会、2002年日韓ワールドカップに出場することとなった
2大会連続、3回目の出場を決めたデンマーク (↑ボクのデータですから・・・間違えてたらゴメンです^^;)
そして、このデンマークが今大会のキャンプ地を和歌山県に決めた
キャンプ地の説明は今ここではしませんよ^−^;
テレビでキャンプ地のことは何度か流れていたと思うし・・・
例を上げれば・・・そうですね 遅れてばかりで有名になったカメルーンと中津江村 ベッカムフィーバーでわいたイングランドと淡路島 これらが有名でしょう・・・

そして、和歌山県であるが・・・他の立候補地と同様に和歌山県側も誘致に必死であった
デンマークへ何度も訪れた。
この苦労が実りキャンプ地決定の知らせを受けた
この一報に和歌山県の関係者は涙したという
和歌山に決めた理由は「日本のほぼ中心地であり、関空に近いから」という それだけの理由だった・・・(・。・)

お茶らけはこれぐらにして、ここからは少しまじめに語ります
デンマークと和歌山県民の交流をまじめに語りましょう
それらを見てきた皐月パパの感想なり、想いを入れて書きたいと思う
ですから・・・今日は『落ち無し!』で参ります♪^−^;

では!真剣に書いていきましょう
読者の方々でもデンマークってどんな国?と普通は思いますよね?
「どこにあるの?」「デンマークのサッカー選手で有名な人は?」と 思うでしょう・・・
これが普通ですよ^^;
アメリカ、イングランド、イタリア、スペインほど日本に名前通ってないし
デンマークという国の存在自体は知っていても どんな国民性なのか?どのような人種なのか?って普通は誰も知らないものです

もちろん、これは和歌山県民のほとんどが同じであった
和歌山の街中ではこんな会話が交わされたという
「今度のワールドカップでデンマークって国が来るらしいけど知ってた?」
「それは知ってるけど・・・誰か有名な人いるの? イングランドのベッカムとかイタリアの男前集団みたいに有名な人いるの?」
「う〜〜ん・・・知らない。 だけど世界で有名なんやったら、一度は練習見に行こうか?」
デンマークの練習を訪れた人は『この手の会話』がきっかけとなった人たちばかりであった
最初、いわゆる『野次馬』的な人が多かったのは事実である

最初の見学者は数百人程度であった、しかしこの数字が日々増えていった
この数字が増えた理由には以下のことが一番大きかったと思う
ワールドカップ出場国のキャンプ地での練習というものは 非公式、非公開が通例であるが、デンマークは違った
(イングランド、イタリア、スペイン、ブラジルといった強豪国はほとんど非公開でしたね^^;)
練習初日からデンマークチームの意向で全ての練習を公開した
さらに練習後には見学に来ていた地元サッカー少年たちを招きいれ 一緒にミニサッカーを行ったりもした
この評判を聞きつけ、デンマークというチームが 「むちゃくちゃフレンドリーで気さくな人たちばかりやで!」という口コミも相当あったという

そして、この翌日から見学に訪れる人が徐々に増えていった
初日はわずか数百人だった見学者が翌日には2000人 その翌日には2500人、そのまた翌日には3000人が訪れた
練習後には気軽にサインに答える選手たち
監督も練習後にはサッカー少年たちを招きいれ練習を指導したりもした

この監督にある記者が聞いた
「他国は練習を公開しないで、試合に備えていますけど デンマークはこれでいいのですか?」と聞いた
すると、このデンマーク・オルセン監督はこの記者にこう答えた
「我々の強さは練習を秘密にしたところで変わらない 絶対的な自信をもって試合にのぞむだけだ
何より、キャンプ地を提供してくれた和歌山の人たちが 喜んでくれることはどんどんするべきなんだ・・・
試合も大事だが、この交流も大事にしたいと選手全員も言っている」
このオルセン監督、この発言だけでも『いい人』をかもしだしているのだが、彼のエピソードをもう一つ語ろう

ホテル入り初日のことである
デンマークチームが来日し、ホテルでの歓迎セレモニーを受けた後 再度、宿泊先のホテルの支配人と料理担当のコック長が監督の部屋へ挨拶に訪れた
「これからの数日よろしくお願いします」という言葉とともに 彼ら、支配人とコック長にはもう一つ言っておきたい・・聞いておきたいことがあった
彼らにはもう一つ『心配のタネ』があった・・・
それは食事の問題であった

ホテル側も選手たちには万全の状態で試合に臨んでほしかった
食事が口に合わない・・・それが原因ということだけは避けたかった
他国の宿泊先ホテルに連絡をすると、食事でかなりもめたという事を聞いていた
「口に合わない」「母国の材料で調理してくれ!」といった文句を 言われたという事を彼らは聞いていた・・・
デンマークが宿泊したホテルの支配人はこう言った こういったトラブルだけは「どうしても避けたかったんですよ」と
それゆえ「最初に監督さんに聞いて、チームの意向を聞こうと思って 挨拶にいったんですよね」と言っていた

その想いから、支配人とコック長は監督の部屋を訪れた
そして通訳を介し、監督に聞いた
「食事で何かご要望とかはございますか?」と支配人は聞いた
するとオルセン監督はこう答えた
「一切お任せします そちらが用意される料理を我々はご馳走になります」と・・・
この言葉に驚いた支配人とコック長
「いや・・やはり母国デンマークの食事の方がいいんじゃないでしょうか?」
「こちら和歌山をキャンプ地に決めたときから、食事も そちらにお任せしようと私と選手たちは言っていた。
選手も理解している
全てをあなたたちにお任せします」
「あの〜〜他の国とかのホテルにお聞きすると・・・ 食事はやはり母国のほうが好まれると聞いたものでして・・・」
この言葉にオルセン監督はこう言った
「他国は他国、我々は我々です」

この言葉に支配人は
「あの言葉で本当にホッとしましたよ・・・滞在中は無事に過ごせていただけると あれで思いましたね」と言っていた
さらに、オルセン監督はコック長に向きなおし、言い出したという
「我々は料理をあなたに全てお任せします。よろしくお願いします」
緊張しながらも「はい!こちらこそよろしくお願いします」と答えるコック長

そして、コック長に聞くオルセン監督
「和歌山で有名な食材は何ですか?」と彼は聞いた
この質問の真意がわからずもコック長は監督に答えた
「和歌山では魚が有名です、カツオという魚が特に有名です」と・・・
するとオルセン監督は微笑みながらコック長に言った
「それでは、そのおいしいカツオを我々に食べさせてください
あなたが腕をふるって、おいしいカツオを選手たちに食べさせてやってください」と言った
この言葉にコック長は大変感激した
「世界の代表監督が、あんないい人だったからね〜〜 いっぺんでデンマークのファンになりましたよ!」と言っていた

この食事に対する『良き姿勢』は監督だけではなった
選手たちも同様だった
最初の食事を迎えた時、ある選手が通訳に聞いた
「デンマークでは食事するとき神への祈りをするのだが 日本では食事始める時に何かするんですか?」と聞いた
デンマークは国民の9割がプロテスタントである
神への祈りを終えてから食事を始める
この選手は日本ではこれの代わりに何かするのか?と聞きたかったのである
これに答える通訳
「日本でもキリスト信者は神に祈ってから食べるけど たいていは手を合わせて『いただきます』と言ってから食べます」と答えた
すると彼は・・・ 「こうやるの?」と通訳に聞きつつ、手を胸の前で合わせた
これに通訳は「そうそう!その両手をもう少し上に上げて!」と言った
その言葉に彼は顔の前まで手を上げる
「そうそう!」と答える通訳
そして彼はその姿のまま、コック長の方へ向き頭を下げた

それを見ていた他の選手たちも彼にならい、手を顔の前で合わせた
この時から、食事のたびに手を合わせる選手たち
コック長は言った
「今の日本人でも『いただきます』『ごちそうさま』言えないヤツが多いのに
外国の人にあんなことされたらね〜〜むちゃくちゃ嬉しかったですよ」と・・・

この最初に手を合わせた選手の名を・・・
トマソンといった
このトマソン選手・・・今大会では4得点をあげ デンマークを決勝トーナメントに進出させた立役者である
あの日本代表・小野選手と同じオランダ・フェイエノールトに所属することでも有名な彼
彼は少し神経質の面を持ちあわせているのだが、非常に心優しい青年だ

トマソン、彼の優しき一面をもう一つ語りたい
それはある握手会でのことである
デンマークというチームは前述したように 練習を公開し、和歌山県民との交流を積極的に行った
練習後は地元サッカー少年たちとミニサッカーを行い 握手会、サイン会もたびたび行った
そのひとコマの話である

あの日も、いつものごとくサイン会が行われた
気さくなデンマークの選手たちを県民も大好きになった
あの日もデンマーク選手たちのサインを求め長蛇の列が出来上がっていた
気軽にサインをするデンマーク選手たち
もちろんトマソンもその中にいた
その最中のことである

トマソンの前にある少年が立った
彼はトマソンの前に立ちつつも・・・少しモジモジしていた
後ろに立っていた母親らしき人が彼を促す
「ほら!早くしなさい!」と彼に言っていた
トマソンも少し「変だな」と思ったのでしょう
通訳を通じ「どうしたの?」と彼に聞いた

意を決した少年はポケットから一枚の紙切れを出し、トマソン選手に渡した
それは学校の英語の先生に書いてもらったものだという
英語で書いた、その紙切れにはこう書いてあった
「ボクは小さいころに、病気にかかって 口と耳が不自由です・・・
耳は聞こえません、話せません・・・
だけどサッカーだけはずっと見てきました、大好きです
デンマークのサンド選手とトマソン選手が好きです
頑張ってください」と・・・

その手紙に通訳も・・・その場にいた我々記者も驚いた
言葉が出なかった・・・
だが、トマソン選手はニッコリと微笑み少年に・・・
「それなら君は手話はできますか?」と・・・手話で語りかけた
その『言葉』に驚く少年と母親
再度聞くトマソン・・・ 「手話はわかりませんか?」と・・・
それを見ていた皐月パパはトマソンに英語で言った
「ミスタートマソン、手話は言語と同じで各国で違うんですよ」と彼に言った
手話を万国共通と思う人が多いのだが 国によって違う、ましてや日本国内でも地方によって違う
「そうだったのか・・・」という顔をしたトマソン

そして彼は通訳にこう言った
「ボクは彼と紙で、文字を通して話をしたいのですが手伝ってください」と言った
微笑んで「わかりました」と答える通訳
トマソンは「後ろの人たちにも彼と話す時間をボクにくださいと言っておいてください」とも言った
後ろで順番を待つ人たちは何も文句を言わなかった・・・
一言も文句を言わなかった・・・
彼らに「2人の時間」をあげたいと他の人たちも思ったのでしょう

そして通訳を介し、少年とトマソンの『会話』が始まった
「君はサッカーが好きですか?」
「はい。大好きです」
「そうですか。デンマークを応援してくださいね」
「はい。あの聞いていいですか」
「いいですよ。何でも聞いてください」
「トマソン選手はどうして手話ができるんですか?正直、ビックリしました」

この少年の質問に彼は答える
「ボクにも君と同じ試練を持っている姉がいます その彼女のためにボクは手話を覚えたんですよ」と・・・
その彼の言葉をじっくりと読む少年
そしてトマソンは少年に言った
「君の試練はあなたにとって辛いことだと思いますが 君と同じようにあなたの家族も、その試練を共有しています
君は一人ぼっちじゃないという事を理解していますか?」
この言葉に黙ってうなずく少年
「わかっているなら、オーケー! 誰にも辛いことはあります。
君にもボクにも そして君のお母さんにも辛いことはあるのです
それを乗り越える勇気を持ってください」とトマソンは言った

このやり取りに涙が止まらない母親
この光景を見ていた我々記者も涙した
その場にいた人たち、その2人を見ていた人たちも涙した
そして、トマソンは最後に少年にこう言った
「ボクは今大会で1点は必ず獲ります
その姿を見て、君がこれからの人生を頑張れるように ボクは祈っておきます」

この言葉に・・・この少年は初めて笑顔を浮かべた
「はい!応援しますから、頑張ってください」と少年は言った
そして、サインをもらい、その場をあとにする少年と母親
ボクの取材に母親は目に涙を浮かべて言った
「あんなことされたらデンマークを応援しないわけにはいかないですよ
日本と試合することになっても、私らはデンマークを応援しますよ」と
涙を流し、笑いながら言った・・・・

そして、このトマソン・・・少年との約束を守り、得点を決めた
1点どころか、彼は4得点という大活躍だった
こんなトマソン、デンマークを見た皐月パパも いっぺんにファンになってしまった^^;
1次リーグ、フランスという前回覇者と同組だったデンマーク 彼らをボクは応援した・・・
もちろん和歌山県民も応援に訪れた
試合が韓国であろうとも彼ら和歌山県民は応援に駆けつけた
オルセン監督は言った
「試合会場が韓国であっても、和歌山の応援はわかった あれが我々の力になった」と・・・
和歌山県民の応援も実ったのであろう
フランスと同組のA組みながらデンマークは2勝1分け 見事1位通過を決めたのである

そして、向かえた決勝トーナメント1回戦
場所は新潟スタジアム、相手はあのイングランドであった
スタンドからは「ベッカム!!!!」という声が至るところから響いていた
その声に皐月パパは叫ぶ
「ダニッシュ・ダイナマイトで・・・にわかイングランドファンを黙らせろ!」
「ベッカムがなんぼのもんじゃ!頼むぞ!デンマーク」と叫んでいた^^;
だが・・・この応援も届かなかった
和歌山県民の想いも通じなかった
デンマークはイングランドに0−3という予想外のスコアで敗れてしまった
その日の和歌山県には雨が降ったという
県民の涙雨だったのかもしれない・・・・

負けはしたが、和歌山県民はデンマークというチームを誇りに思っていた
「よく頑張った!」「後は快く母国に帰ってもらおう!」という言葉が彼らの合言葉になった・・・
だから、彼らは行なった
デンマークお疲れさま!会なるものが宿泊先のホテルによって仕切られた
そこに駆けつける多数の県民
会場にはあふれんばかりの県民が駆けつけた
その催しに「ありがたいことだ」と言ったオルセン監督
もちろん選手たちも全員出席した。

あのトマソンもその場にいた
そこでトマソンは見つけた・・・『あの少年』を見つけた
少年と母親もその会に出席していた
少年と母親の元に、通訳を携え近寄るトマソン
トマソンの姿に気づいた母親は頭を下げる
少年はトマソンへ笑顔を向ける

そして、トマソンは少年にこう語りかけた
「せっかく応援してくれたのに負けてゴメンね」と『紙』で語りかけた
これに少年は答える
「お疲れ様でした。負けたけどカッコよかったです
それに約束どおり点獲ってくれたからボクは嬉しかったです」と・・・・
「ありがとう」と言うトマソン

そして、この少年にトマソンは言った
「ボクから君に言える言葉はこれが最後です。
よく聞いてください」
「はい」
「君には前にも言ったとおり、試練が与えられている
それは神様が決めたことであり、今からは変えられない
ボクが言いたいことわかりますか?」
「はい」
「神様は君に試練を与えたけど、君にも 必ずゴールを決めるチャンスを神様はくれるはずです・・・
そのチャンスを君は逃さず、ちゃんとゴールを決めてください」とトマソンは言った
この言葉に少年は笑顔満面の顔でトマソンに「はい」と言った
そして2人は・・・ 「さようなら」 「頑張って」 という言葉を残し彼らは別れを告げた

最後に2人は仲良く写真におさまった
飛びっきりの笑顔を浮かべファインダーにおさまる2人
この写真は少年の宝物になることだろう
トマソンに出会ったことによって少年は『前へ進む』に違いない・・・
彼の転機になることを皐月パパは祈ってやまない
小さな少年、心優しきトマソンに これからも栄光あれ。。。


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ノドンもテポドンも北朝鮮製のものは電気と水だけ
○鴻池祥肇君
北朝鮮へ日本のハイテク機器が送られているという現実、こ れをしっかり我々は押さえていかなければならないと思います。
私の調査では、金秀幸という人物、これはアエラという週刊誌にも出ており ましたし、ワシントン・ポスト紙などもこの人物に関心を持っておる。
この人 の証言によりますと、ICチップは三菱電機、日立、日本電気、大手電機メー カーから製品をすべて購入した、特殊金属分析装置は清水工業、センサー関連 部品は京セラから購入した、ノドンもテポドンも北朝鮮製のものは電気と水 だけである、こんなことを豪語しておるようです。
こういったことを把握しておられますか、警察庁。

○政府委員(金重凱之君)
御指摘のような報道があったことは承知いたして おるところでございます。
個々の報道についてコメントするのは差し控えさせていただきたいというふ うに思っておるわけでありますけれども、一般論として申し上げまして、警察 としまして、我が国から北朝鮮等への物資、技術等の不正な輸出につきまして は重大な関心を有しております。
したがいまして、必要に応じて国内外の関係 機関と各種の情報交換等を行うなどの実態把握にも努めておりますし、それか らまた、過去におきましても北朝鮮関係の不正輸出事件や不正送金事件を四件 ほど検挙いたしてもおるところでございます。
今後とも、同種事案の取り締まりについては、厳重に厳正に行っていきたい というふうに考えております。

○鴻池祥肇君
このハイテク技術や機器が北朝鮮に渡っておる、こういったこ とを今申し上げたように、それぞれのつかさつかさは、しっかりと把握をしていっていただかなきゃいかぬというふうに国民の多くは、特におとといのテレ ビを見た者は心から思っております。
もう一つ、その送金の規制でございます。
これも文芸春秋にも載っておりましたが、朝鮮総連系の商工人が納税すると きに、かわりに税務署に行って交渉し、税金をまけさせたり、そのまけさせる手数料を取って本国北朝鮮に送っておった、こういうことがあるようであります。
私はないと思いますよ、ないと思いますけれども、あると言っているんです。
あると言って、こういう向こうの公式の機関紙に、総連関係の公式の機関 紙に載せておるんです。
国税当局に聞きますけれども、そういう団体交渉権を総連系の商工会あるい は総連合会の商工部あたりに与えておるんですか。

○政府委員(大武健一郎君)
お答えさせていただきます。
税務当局の使命は、先生言われましたとおり適正公平な課税の実現を図るこ とにありまして、国税庁として特定の団体なりその会員に対し特別な取り扱い を行うことはあり得ず、在日本朝鮮人商工連合会とのいわゆる合意事項という ものもございません。
先般、新聞紙上におきまして、あたかも合意事項が存在しているのではない かというような国民の誤解を招くおそれのある報道がなされたこともございま して、今般、合意事項なるものは存在しないということについて改めて国税職 員に周知徹底を図る旨の指示をしたところでありまして、今後とも適正かつ公 平な税務の執行に努めてまいる所存でございます。
http://kokkai.ndl.go.jp


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マダガスカルと世界支配
アフリカ東海岸の沖合にある島国マダガスカルは、アフリカのすぐ近くにありながら、他のアフリカと大きく異なっている。
世界で4番目に大きなこの島は、「バオバブ」の巨木など、世界の他の地域では見られない動植物がいることで有名で、動物の種類がアフリカ大陸とあまりに異なるため、そのことを根拠に「かつてインド洋にもうひとつ大陸があった」という説が登場したこともある。
とはいえ、特色はそれだけではない。
島の人々が話す「マラガシー語」は、マレーシア語やインドネシア語に近く、人々はコメを主食とし、町の市場などの雰囲気は東南アジアに近い。
この島は、アジアとアフリカが混合した文化を持っている。

今から2000年ほど前、インドネシアの方からインド洋を渡ってマレー系の人々が移住してきたのが、マダガスカルの歴史の始まりとされている。
その当時、すでに人類は、インドネシアからアフリカまでインド洋を渡る航海技術を持っていたということになる。
(アフリカ大陸系の人々の方が先に住んでおり、マレー系の人々は後から侵略してきたという説や、マレー系のマダガスカルへの渡航は10世紀ごろという説もある)
マレー系のマダガスカル人は「メリナ人」と呼ばれ、島の中央部の高地に住み、16世紀にはメリナ王国という統一国家を作り、島のほとんどの地域を統治していた。
西欧の植民地にされるまで、アフリカでは法体系や官僚組織を持った国家が非常に少なかったが、メリナ王国はその数少ない例である。

メリナ王国は侵略してきたフランスに破れ、1896年から1960年まで植民地(保護国)となったが、その間も旧メリナ王国の独立を求めるメリナ民族主義の考えが人々の間に存在し、それが独立後のマダガスカルの民族主義のベースとなった。
メリナ人は現在、マダガスカルの人口の約4分の1を占めている。
そのほかに、アフリカ大陸をもともとの故郷とする、マレー系より肌の色が濃い16の民族がいるが、島の人々は全員がマラガシー語(マダガスカル語)を話し、言語的には単一民族であるため、これまで民族間の紛争はほとんどなかった。

▼2人の大統領
昨年12月の大統領選挙で、そんな平和な状態に亀裂が入った。
マダガスカルでは1976年に大統領となったディディエ・ラチラカという人が、その後23年間、ほとんどずっと大統領の座にあった(1993−96年だけ野に下っていた)。
昨年12月の大統領選挙は、そのラチラカ大統領と、若手実業家から首都アンタナナリボの市長となっていたマーク・ラベロマナナとの戦いとなった。
ラチラカ大統領は、冷戦時代に社会主義政策をとっていた古いタイプの政治家だが、これと対照的に、ラベロマナナはブランドもののスーツを着こなし、乳製品メーカーやテレビ局を経営する新興ビジネスマンで、自家用ヘリコプターで村々を回って選挙運動を展開した。

ラベロマナナは、アンタナナリボの市長になってからの2年間で、古びた首都の町並みに新しい街灯をつけ、家並みのペンキを塗り替えたりして首都のイメージを一新するなど、市民の歓心を集めることに成功しており、現職のラチラカとの間でほぼ互角の戦いを展開した。
選挙後、不正が指摘される中で、最高裁判所は「ラチラカ勝利」の判定を下したが、ラベロマナナ派は「最高裁はラチラカ派が握っている。
判定は無効だ」と主張し、首都では連日、ラチラカに退陣を迫る数万人の市民のデモ行進が行われ、やがて軍もラベロマナナ側に転向した。
ラチラカ大統領は今年2月に首都から逃げ出し、自らの故郷である海岸部のトアマシナという町に主要閣僚らを集め、そこに政府を移転する宣言を行った。

大統領を追い出した首都アンタナナリボでは、ラベロマナナ市長が大統領への就任を宣言する動きを見せ、アフリカ諸国でつくる「アフリカ統一機構」(OAU)が調停に入ったが成功しなかった。
その間に最高裁判事の人事が一新されてラベロマナナ派で固められた後、最高裁は4月末、「12月の大統領選挙の勝者はラベロマナナである」という新しい判定を発表した。
これを受け、5月初めにラベロマナナが大統領就任を宣言し、マダガスカルには2人の大統領が並び立つことになった。

▼首都封鎖と分離独立作戦
首都アンタナナリボを逃げ出したラチラカが臨時政府を置いたトアマシナは首都の外港で、標高1300メートルの山の上にある首都の人々が消費する物資を海外から受け入れ、トラックや鉄道に積み替えて首都に送る役割を果たす港町である。
ラチラカ派は、首都を兵糧攻めにする作戦を展開し、トアマシナからアンタナナリボに向かう幹線道路の橋を爆破し、検問所を作って交通を止めたり、首都に電力を送る送電線の鉄塔を爆破したりした。
アンタナナリボではガソリンなど生活物資が不足し、通りを走る車も減った。

首都など高地住民の多くはマレー系だが、トアマシナなど海岸部の住民の多くはアフリカ大陸系である。
ラチラカ派は、海岸部の人々は高地の人々とは違うんだという考え方を流布し、首都以外の5つの州の知事を集め、アンタナナリボを中心とする国家からの独立を検討する会議を開くなど、島を二分して戦う姿勢を見せた。
加えて、旧宗主国フランスが不穏な動きを見せた。
6月中旬、12人のフランス人傭兵集団が飛行機でフランスからタンザニアを経由してマダガスカルに向かおうとするところをタンザニア当局に見つかり、フランスに追い返された。

ラベロマナナは、ラチラカが自分を暗殺しようとして傭兵団を雇ったのだ、と批判した。
フランス政府は「傭兵の動きは仏政府と関係なく、われわれはこの手の活動を徹底して取り締まる」と発表した。
だが、フランス政府はどちらかというと26年間政権を握っていたラチラカを支持しているようで、ラチラカは6月に入ってフランスを訪問している。
6月下旬には、傭兵団を乗せた飛行機が、今度はイギリスから南アフリカを経由してマダガスカルに入ったと伝えられ、大統領選挙に端を発した政治紛争は、島を分裂させる内戦に発展する可能性が出てきた。

▼正義の味方?、実はフランスへの一撃
そこに突然「正義の味方」が登場した。
それはアメリカ合衆国だった。
6月26日、ブッシュ政権は「ラベロマナナの新政権をマダガスカルの正式な政権として認知する」と宣言する信任状をラベロマナナに送った。
それまでアメリカはマダガスカルの内紛に対して何のメッセージも発していなかったので、この発表は唐突であり、関係者を驚かせた。

アメリカのお墨付きを得たことで、新大統領はラベロマナナに決まり、分離独立をちらつかせつつ対抗しようとしたラチラカは沈黙せざるを得ない可能性が大きくなっている。
アメリカの意志に背いたら経済援助が止められてしまうアフリカ諸国は、ラチラカに大統領職を諦めるよう説得し始めていると思われる。
唐突なアメリカの意志表示により、マダガスカルは内戦を回避できたわけだが、アメリカは「正義」のために動いたとは考えにくい。
アメリカの意図はむしろ、マダガスカルに対する旧宗主国フランスの影響力を殺すための一撃を発することにあったと思われる。

昨年の911テロ事件後、アメリカは誰も止めることのできない超大国となっている。
それ以前なら、アメリカがアフリカの旧フランス植民地の内政に干渉することは、フランスだけでなくイギリスなどからも批判されていた可能性が大きい。
「中南米がアメリカのものであるように、アフリカは西欧のものだ」といった論調が存在していたからだ。
だが、そんな状態はもう終わっている。
もはやフランスはマダガスカルに対する介入を自ら否定して「何も悪いことはするつもりはないです」と許しを乞うのがやっとの状態だ。
西欧諸国がアジア・アフリカの旧植民地に対して独立後も隠然と持っていた間接支配権が、アメリカに移転する新時代が、911事件とともに到来したことになる。
今回のアメリカの介入は、マダガスカルの内戦を回避したが、それより北方にあるソマリアでは、逆に昨年末にアメリカがやりかけた介入が、不必要な内戦を引き起こしかけている。
アメリカによる世界支配が強化されつつある現状が、世界にどのような変化をもたらすのか、よく見ていく必要がある。


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「パンとサーカス」とワールドカップ
●静かに葬り去られた「審判惨殺事件」情報
インフルエンザのような「サーカス」が、日本列島を席巻した。
その余韻に浸りながら7月13日、「何事もなかった」かのように『J1』 が再開した。
「エクアドル国営テレビが、6月23日午後8時のニュース番組で、イタリ ア対韓国戦で主審をつとめたエクアドルのモレノ氏が、同日の午後6時ごろ同 国の首都キトで銃撃され死亡したと報じ、凄惨な現場を放映した」という情報 は、マスメディアが完全黙殺して静かに葬り去られている。

つんのめるような浮ついた姿勢丸だしでハシャギまくった大メディアにして みれば、冷や水を浴びせるようなこの種の事件に対して、汚らわしそうに徹頭 徹尾冷淡であるのも故なきことではないであろう。
エクアドルでは、「イタリアマフィアの報復」だと信じられているというが、 あれだけ美辞麗句をもって飾りたて、これでもかというほどに「感動!」を演 出した大メディアが、その裏側で欧米を含む世界的な規模で進行した「もう一 つのワールドカップ」、すなわちサッカー賭博については、知らぬ振りを通した。
凄まじい勢いで吹き荒れた「サッカー賭博旋風」を取り上げる方がよほど「真 実」らしくて、報道としてはそちらの方が面白いと思うのだが、マスメディアは それがまるで存在しないもののように、そっと蓋をしたままにしている。
ある席で、「モレノ惨殺」が話題になったとき、「イタリア対韓国戦で1000 万円をスッた」という御仁が身近にいたのには驚かされた。
彼は、「インチキ判定のモレノを殺しても飽き足らないと思った」という。
「イ タリアのマフィアでなくとも黙ってはいない」とでも言いたげであった。
筆者も件の試合をテレビ観戦した。
酷い判定だと思ったが、韓国選手たちの 驚異的なスタミナと切れない集中力にも凄みを感じた。
これは、日本選手から 強く感じられなかった”何か”であった。

●「欧州至上主義」と八百長の「古漬け」
そもそもFIFA主導のサッカー界は、「欧州至上主義」という体質の色濃 い団体で、FIFAそのものが裏も表も知り尽くした「利権の巣窟」というほ どに、八百長の「古漬け」のような「サーカス」の仕掛け装置そのものではな かっただろうか。
気候風土の著しく異なる開催地の環境に加え、各国のリーグ戦、欧州カップ 戦などが、週2試合のペースで繰り返され、5月中旬まで激しい試合の連続だ った欧州勢は、ほとんど休む間もなく代表に合流したことから、明らかに疲労 を引きずり、さすがの第一級のプレイヤーたちも本来の力を出し切るコンディ ションでがなかったに違いない。

次回大会組織委員会のベッケンバウアー会長の発言などからは、いつまでも 欧州至上主義の神通力が通じるほどにアフリカ、北中米はもとより、とりわけ 韓国、日本が代表するアジア勢を「舐めたらあかんぜよ!」という教訓が強く 感じられる。
「サッカー賭博の方もそれだけ複雑な要素を抱え込んだ」という警告と受け とめていいだろう。
イギリスの新聞『サン』が6月17日付で、14日に韓国の仁川で行われた 韓国対ポルトガル戦の試合中、韓国の安貞桓選手がポルトガルの選手らから、 「引き分けにしよう」と持ちかけられたが、韓国の選手らはこれに激怒したと して、これについてFIFAは調査する可能性があると報じた。
しかし、こんなものは「審判の買収」などと比べて「八百長」のうちには入 らない。
「単なるゲームの駆け引きだ」といわれれば、それで終わる。
今後の教訓としては、「審判を買収する局面」も、これまでにない複雑な要素 を抱え込んだということであろう。

●サッカー賭博はもう一つのワールドカップ
ちょうどワールドカップの後半のころ、たまたま筆者はタイにいたのだが、 タイをはじめ東南アジア諸国でも、サッカー・ワールドカップのテレビ中継に 多くの人々が熱狂していた。
インドネシアではワールドカップが始まるや、犯罪が激減したことを地元有 力紙が報じていた。
あたかも、ローマ帝国が統治の手段として提供した「サーカス」に狂喜した 有り様を彷彿とさせる。

あまり知られていないことだが、インドネシアは1938年に「オランダ領 東インド」としてワールドカップに出場したこともあり、サッカーファンが非 常に多い。
しかしその異常な熱狂振りは、サッカーファンだという単純な理由 からだけではない。
タイでやインドネシアでは、家庭でも職場でもワールドカップを賭けの対象 にしていることは公然周知の事実で、これら地域の人々は日頃から「大のバク チ好き」で知られている。
「ワールドカップはお誂え向き」なのだ。
インドネシアの警察当局などは、「無茶な賭けはやめてほしい。負けたものが 犯罪に走れば元も子もないのだから」と、件の有力紙に語るほどであった。

マレーシアのジョホール警察は6月6日、ジョホール・バルの「賭博施設」 を摘発して17人を逮捕。
コンピュータやテレビ、電話、録音機器などを押収 した。マレーシアとシンガポールの客から電話で申し込みを受け、1試合当た り300万リンギ(1リンギは30円〜35円)、1日1000万リンギの賭金 を集めていたという。
20日にはマレーシア連邦警察が、シンガポール、香港、タイ3ヶ国の警察 当局と協力して、マレーシアのクダ州でコンピュータを使って賭けを管理して いた賭博シンジケートの首謀者らを逮捕した。
このシンジケートは、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、タイ、香港 から1試合で最大500万リンギの賭金を集めており、アジア最大規模の賭博 組織なのだというが、氷山の一角に過ぎない。

もちろんこれは、東南アジアだけに限られた特殊な現象ではない。欧米を含 む世界規模で行われた「もう一つのワールドカップ」であった。
しかし、陰と陽、裏と表が一対になってはじめてその意味があるにも関わら ず、マスメディアや訳知り顔の論者たちは、その「もう一つ」を完全に無視して、うんざりするような「ワールドカップ賛歌」の美辞麗句だけを謳いあげる ことに終始した。
そんな次第であるからして、目の前に積まれたかどうかは知らないが、例え 数百万円もの報酬を持ちかけられた中米出身の審判が我を忘れたとしても、そ れも致し方がないのかなあと思えなくもない。

■『パンとサーカス』
古代のローマについて語られるとき、よくこの言葉が使われます。
ローマの体制側が民衆を手なずける方法として、物質的な豊かさ(パン)と娯楽(サーカス)を提供したことによっています。
事実、ローマが民衆を支配し掌握できたのは『ローマの平和と安全』の保障であり、パンとサーカスの提供でありました。
中でも悪名高き皇帝ネロは、暴君ネロと呼ばれる横暴な専制君主でありましたが、同時に自ら舞台に立って竪琴を引き、歌を歌うなど、人々の歓心と支持を得ようとした『芸人』でもあったのです。
このネロはまた『淫乱ネロ』とも呼ばれるなど、その生活は放縦と欲望にみちたものでした。


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アメリカがイラクを攻撃したら、日本の経済は
2002年7月14日サンデープロジェクト

東京都知事 石原慎太郎 「戦争は最大の消費だから、僕はアメリカは経済活性化のため、
              今年中に必ずイラクに戦争を仕掛けると思ってます。」

慶応大学教授 金子勝  「その可能性は高いですね。」

石原          「日本の経済にはどんな影響があると思いますか」

金子          「昔だったらドル高になるんでしょうが、今は逆に湾岸戦争の
              ときのようにドル安になり、日本の経済は必ずしも良く
              ならないと思います、少なくとも短期的には」


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体熱を電力に変える超小型発電装置で、電圧3ボルトを確保
米アプライド・デジタル・ソリューションズ(ADS)社は9日(米国時間)、体の熱を電力に変える超小型発電装置『サーモ・ライフ』で、3ボルトの電圧を確保するのに成功したと発表した。
サーモ・ライフはコインより小さなサイズながら、熱電変換技術を利用して体熱から電気エネルギーを生み出す。
体に着ける医療機器や腕時計への活用を目指しており、実用化に一歩近づいたという。
熱電変換物質の端と端に温度差があるときに電流が発生する性質を応用する。
サーモ・ライフを体に装着すれば、体温と周囲の温度差などを利用し、10マイクロワット程度の微細な電流を得ることができる。
セラミックを材料としており、大きさは約1センチ四方、薄膜化技術により超小型化を実現した。

同社は昨年10月時点では、電圧が1.5ボルトにとどまっていると発表していた。
目標の3ボルトを達成したため、量産技術の開発に力点を移すとしている。
サーモ・ライフは電池と異なり、交換の必要がないため、医療機器の電源として期待されている。
ADS社は、人体に埋め込むIDチップ『ベリチップ』も開発しており、両者を連携させたシステムが登場する可能性もありそうだ。


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イスラエルが抱える核のジレンマ
 今年5月、インドが24年ぶりに核実験を行い、核兵器の保有を宣言したのは、国際社会において大国として認められたい、というインド政府の政治的意志からの行動だった。
その後、クリントン大統領が中国を訪問し、中国を大国として持ち上げるのをみて、「インドもアメリカからこんな風に扱われたかったに違いない」と筆者は思った。
 アメリカは当初、インドとパキスタンに対して、経済制裁する姿勢をみせたが、結局制裁は短期間で終わり、その後はむしろインドをなだめるような方向の戦略に変わっている。核兵器保有を宣言したことによって、大国として扱われるようになる、というインドの目標はある程度は達成されたのである。

 世界には、そんなインドのやり方とは正反対の戦略をとっている国がある。
イスラエルである。
イスラエルは1960年代からすでに核兵器を保有している疑いを持たれていたが、これまで一度も保有を認めたことがない。
イスラエルの核兵器開発については、アメリカやフランスのジャーナリストによって、いくつかの調査がされており、核兵器を持っていることは、ほぼ間違いないことと思われる。
だがイスラエル政府は、あえて核兵器保有を否定したほうがプラスだと考えてきた。

イスラエルの核開発について調べた本「サムソン・オプション」(セイモア・M・ハーシュ著、和訳は文芸春秋発行)や、Arabicnews.comの記事(7月3日付けと7月11日付け)などによると、イスラエルが核兵器の開発を始めたのは1950年代。
エジプトのナセル大統領が、アラブを統一してイスラエルを叩き潰そう、という計画を持ち、ソ連がそれを支援していることに対抗する方策として始まった。
原子炉の建設資金はユダヤ系アメリカ人たちが巨額の寄付を行い、フランスが全面的に技術支援して、ネゲブ砂漠の中に「ディモナ原子力発電所」が作られ、1968年から核弾頭の製造が始まった。

アメリカの大統領は、1961年にケネディ大統領がイスラエルの核開発を牽制したほかは、歴代大統領はすべて、アメリカ国内のユダヤ系の人々との関係が悪化することを恐れ、見て見ぬふりをしていた。
アメリカの新聞、「クリスチャンサイエンスモニター」の記事(7月21日付け)によると、イスラエルは現在、少なくとも200発の核弾頭を持っているという。


●静かにアメリカをコントロールすればいい
イスラエルが核兵器保有を宣言しないのは、宣言すれば敵対するアラブ諸国が核武装する可能性が高いからだ。
インドが核実験をして核兵器保有を宣言したら、パキスタンも同じことをせざるえくなったのと同じことである。
イスラエルは、アメリカの金融資本を握っているユダヤ系アメリカ人や、そのユダヤ系の人々のロビー活動によって親イスラエルの傾向が強いアメリカ議会を通じて、アメリカの政治を動かす力を持っている。
そのためアメリカは、イスラエルの核兵器開発を阻止することができなかったし、イスラエルがアメリカから軍事機密や核兵器の部品を持ち出しても、不問に付してきた。

たとえば、前出の「クリスチャンサイエンスモニター」の記事によると、1980年代には、カリフォルニアから「クリトン」と呼ばれる、核兵器に不可欠の特殊なスイッチが810個イスラエルに持ち出され、外交問題となったが、イスラエルは持ち出したスイッチのうち469個しか返還していない。
また「サムソン・オプション」によれば、イスラエルの情報機関モサドは、1970年代末から、アメリカの偵察衛星が撮影した中東やソ連の詳細写真を、かなり自由に手に入れられる状況となった。
核ミサイルの照準を定めるのに、この偵察写真が役に立った、とされている。

最近になっても、こうした状況はあまり変わっていない。
ウォールストリートジャーナルの記事によると、アメリカ政府は最近、人工衛星を使ってイスラエル領内の高解像度写真を撮ることを禁止し、その種の写真撮影をしている米企業に通告した。
従来、半径2メートルまでの物体を認識できる衛星写真が世界中で撮影され、都市開発や農地調査など一般に利用されているが、技術開発により、近く解像度が半径1メートルまでアップすることになった。
だが、イスラエル領内に関しては、既存の2メートル解像度の撮影しか許可されないという。
この手の衛星写真は誰にでも入手できる。
アラブの国々やヨーロッパの平和団体などがイスラエルの軍事基地について詳細写真を入手し、「核兵器を持っているじゃないか」と言い出したら困るので、アメリカはイスラエルの要求に応じて禁止してしまったのではないか、と筆者は勘ぐっている。

インドは、核兵器保有宣言によって、アメリカに対して「オレたちも大国の仲間入りをさせろ」と迫ったわけだが、イスラエルはそんな乱暴なことをする必要はない。
静かにアメリカ政府をコントロールすれば良いのであるから、核兵器保有宣言など、する必要はないのだった。
とはいえ、これまで中東問題についてイスラエル寄りの報道を続けてきたウォールストリートジャーナルが、イスラエルを間接的に批判する上記の記事を載せたのは意外だった。
ユダヤ系アメリカ人とイスラエルのネタニヤフ政権との間に亀裂が入っていると言われ出してることと、関係があるのかもしれない。
インドとイスラエルはこのように、やり方や立場が違うものの、共通点を持っている。
両国とも、イスラム教の国と敵対しているということだ。
そのためか、イスラエルは以前から、インドの核兵器開発に協力してきた可能性が強い。
最近では、パキスタンのカーン外相が、そう指摘している。
外相は、スペインの雑誌とのインタビューの中で、イスラエルがアメリカから持ち出した特殊なスイッチ「クリトン」を、インドにも分け与えたことを示唆している。


●核兵器の安売りが変える中東情勢
とはいえ、インドとパキスタンの核武装は、イスラエルに、核兵器に関する沈黙作戦を見直したほうがいいのではないか、と考えさせることになった。
印パの核実験を機に、イランやイラクも核兵器を持つ可能性が高まったからだ。
冷戦時代と比べ、核兵器はかなり簡単に開発できるようになっている。
ロシアも中国も、軍事技術をカネに換えたくてしかたがない。
イランは先日、イスラエルまで届くミサイルを所有するようになった、と高らかに宣言した。
あとは先っぽにつける核弾頭だけというわけだ。

イラクは1970年に核兵器開発を進めていたが、1981年に核兵器製造の中心地だったオシラク原子力発電所を、イスラエルの戦闘機の奇襲爆撃によって破壊された。
だが、核兵器製造の技術者は残っており、アメリカ主導の経済制裁が解かれれば、その後1-2年のうちに、再び核兵器を作れるようになると予測されている。
こうした中、イスラエルには、核兵器の保有を宣言してしまった方が良い、と考えている人もいるようだ。
イスラエルの核開発を長く推進してきた中心人物であるペレス元首相は7月中旬、「われわれはヒロシマを生み出すためではなく、オスロを生み出すために核兵器という選択肢を作ったのだ」と発言した。
「オスロ」というのは、1993年にイスラエルとパレスチナの間に結ばれた、オスロ和平合意のことだ。
つまり、人殺しのためではなく、アラブ人からの攻撃を抑止して和平合意にこぎつける目的で、核兵器を開発した、という意味である。

とはいえ、イスラエルが核兵器の保有を宣言したら、アメリカから強く非難されるだろう。
アメリカには、核実験をした国には経済援助をしてはならない、という法律がある。
もしイスラエルが核実験から核兵器保有宣言、というコースを歩めば、アメリカからの年間30億ドル(4200億円)の経済援助を止められてしまうことになる。
ヨーロッパ諸国も最近は、中東和平交渉が進まないのはネタニヤフ政権の責任だ、と考えるようになっており、核兵器保有宣言をしたりしたら、欧米すべてを敵に回すことになりかねない。

もう一つ、イスラエルが核兵器の保有を隠さねばならない理由としては、中東やヨーロッパ各国などに住んでいるユダヤ人たちからの反発がある。
イスラエルに住んでいるユダヤ人にとって、核兵器は自分たちを守るためのものだが、イスラエル以外の国に住んでいるユダヤ人にとっては、自分たちも標的とされているかもしれない、という不安につながる。
ユダヤ人はイランやエジプトなどイスラム諸国やロシアなど、イスラエルの味方とはいえない国々にも、商人などとして多く住んでいるのである。
これらのマイナス要因はあるものの、たとえばイランが核実験に成功し、核兵器保有を宣言した場合、イスラエルも同じことをしなければ国内がおさまらない可能性も強い。
イスラエルは難しい選択を迫られている。


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卑劣な知事いじめ
長野県の田中康夫知事に対する卑劣な不信任案が提出され、それが可決成立してしまった。
これは長野県にとってだけでなく、日本全体にかかわることだ。  暴力団組織と深い関係にある汚職議員が、共謀して陰謀を張り巡らし、自然保護の正義活動をしている首長を追放するという暴挙だ。
これは正義を踏みにじり、悪が勝利した瞬間である。
このようなことがまかり通る日本は、発展途上国並みに遅れた野蛮な国だ。
とても先進国とは言えず、文明国でもない。
日本は完全に暴力団組織に支配されており、その状態が慢性化している。
日本には、法も正義も何もなく、ただ暴力団による闇の支配があるだけだ。
今後、長野県がどのように変化するのか不明だが、悪い方向に進むことは間違いない。
何しろ住民のことなど無視し、自分達の利益しか考えない腐敗議員が支配しているので、何も正しいことは行われないだろう。
長野県に民主主義はないし、同時に日本全体にも民主主義はない。
議員主義が支配している。
今後、長野県は、世界一の汚職多発地帯となることは間違いない。
あらゆる無駄な公共工事が行われ、長野県の自然は、徹底的に破壊されるだろう。
恐ろしいことだ。

長野県を良くしようとした田中康夫知事が利権を守ろうとした腐れ議員の陰謀で不信任案を可決成立され、追放処分となった。
今後、議会解散など対応の選択はあるものの、悪徳議員の結束力は固く、勝てる見込みはない。
たとえ次の選挙で、また知事になれたとしても、またしても闇の集団が、妨害工作を行い、何度でも不信任案を提出し、可決成立させるだろう。
ただしひとつだけ方法がある。
それは長野県民の行動だ。
次の選挙で、長野県民が、腐敗議員を選ばなければ、田中康夫知事は安泰だ。
しかし、金に目がくらんで、悪徳議員を選出すると、闇の勢力が支配する。
これは自民党支配と同じだ。
闇が支配する世界では、正義の光も影響力が低下するが、闇が暗ければ暗いほど、わずかの光もまぶしく輝く。
長野県の田中康夫知事というのは、そういう存在だった。

長野県だけでなく、日本全体が、正義の光をまた一つ失ったことになる。
だが、正義は死なず、次々に新しい戦士が登場してくるだろう。
そして闇の集団を切り裂き、世界に正義をもたらすだろう。

古今東西、それこそが正道であり、暗黒組織というのは、常に滅ぼされる運命にある。
公共工事に絡む利権への欲望というのは、すさまじいものがあり、また得られる金も莫大なものだ。
その金と地位の力の前には、自然保護だの、住民の未来など色褪せてしまうのだ。
長野県の将来だけでなく、日本の将来が危ない。
正義のない国は、必ず滅びるからだ。
日本は滅びの道を進んでいる。
やがて後世の歴史家達は、日本がなぜ滅んだのかを研究するだろう。
その原因は、すでにわかっている。
それは日本人が、金に目がくらんだからだ。


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日本の科学技術は捨てたものじゃないですよ
日本の科学技術の実力は自他共に、不当に低く評価されているという感じですね。
ノーベル賞を取った不斉合成理論(名大の野依教授)、同じく導電性ポリマー(筑波大の白川教授)、 ノーベル賞候補と言われる光触媒(東大の藤島教授)、金属系超電導(青学の秋光教授)、カーボンナノチューブ (名城大の飯島教授)など、日本オリジナルで、しかも応用分野がやたらに広い研究成果が続々と登場しています。
青色ダイオード、デジタルカメラ、二足歩行ロボット、燃料電池自動車、DVD/MPEGなど、世界をリードする 産業技術も数々存在します。
政治、経済、金融は五流以下の日本ですが、科学技術はまだまだ捨てたものではないというのが、小生の実感です。
というか、こうした下支えがあって、何とか日本が崩壊せずにすんでいるのだと思います。
この方面がまだ確かなうちに、政治、経済、金融を立て直さないといかんですね。
もうひとつ、日本の食文化、ポップカルチャー(ゲーム、キャラクター、アニメーション、JPOP、ポップアートなど) もなかなかのものだと思います。
日本の政治家、官僚、金融マンは、こうした科学技術者や若いクリエイターたちに足を向けて眠れないですね。


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